ひろしまストリート陸上プラスを開催

“ひろしまストリート陸上プラス”! ひろしまフラワーの定位置に戻ってきたぞ。

GWの定番に大歓声でお出迎え
令和6年5月4日(土・祝)、通常の開催日程に戻った「2024ひろしまフラワーフェスティバル」で、いつもの平和記念公園前の平和大通り特設トラックとセットのもと、「ひろしまストリート陸上プラス」を開催!
コロナ禍の影響、昨年のG7広島サミットによる6月開催を挟んで、ようやく定位置に戻ってまいりました。
今年もオリンピアン・トップアスリートの皆さんが会場を沸かせてくれました。陸上からはこの5人。ご存じ地元広島出身、木村文子さん(ロンドン、東京五輪女子110m障害)、昨年に続いて木村さんの友人代表の髙橋萌木子さん(ロンドン五輪女子400mリレー)、初参加で友人代表()の金井大旺さん(東京五輪男子100m障害:ミズノブランドアンバサダー)、地元から山本智貴さん(棒高跳びの広島県記録保持者)、菅 颯一郎さん(広島県高校記録保持者)、 体操競技はトランポリンの永田信弥さん(トランポリン世界選手権代表)。
まずは小学5・6年男女による棒高跳びのデモンストレーションから。すっごく緊張しましたの感想でしたが、この種目はただごとではないですね。難しいと思います。なのにあんなぶっとい棒を操るなんて、ですね。自己ベストが出たそうですよ。
さあさあ、時間は14時。司会は、RCC一柳アナとフリーの大本アナ。名コンビの進行で“定番”の開幕です。これに木村文子さんの解説とちゃちゃも加わって楽しい時が流れていきます。選手の紹介後、棒高跳びのデモに入ります。恥はかけないよう頑張る、と地元山本智貴選手。たっぷりと緊張されながらも、かっこいい顔で飛べたとか。続いて地元菅選手。こんなに近くの観客は初めてと、愛嬌ジャンプで赤旗も。2回目は見事でしたが足が吊りかけちゃったらしいです。トランポリン永田選手も初めて近くで見て迫力を感じられていました。(ご本人は棒なしで飛びまくられていますけど・・・)
続いて、本日の目玉の一つ、トランポリンです。解説は山本日本体操協会トランポリン強化本部長。最初のデモは、県立大門高校1年、木村唯愛選手の演技です。あれれ~、ゲッ、すごいぞこれは。びっくりの演技にそりゃ、お客さんも大歓声をくださいました。木村選手は、外で行うのは珍しい。しかも嬉しいことにこんな近くにたくさんのお客さんなんて。と。10種目連続技で姿勢をきれいに整えるのはとても難しいのです。高さと技と美しさで、かかえ、えび、開脚などの素晴らしい演技でした。
続いて、いよいよ永田選手の登場です。ひざジャンプ、おしりジャンプ、おなかジャンプ、背中ジャンプ、空を眺めてジャンプ、背中技の連続、2回・3回のすばらしいひねり、10種目連続技、とにかく高いです。周りのビルを超えます。そしてきれい。大人数の観客の皆さんも口を開けて見るしかない、驚きと楽しさを満喫って感じでした。圧巻。
さて、口をぽか~んと開けたまま、次の競技へ。
県内の100mランキング上位の小学6年生男女による50mスプリント。平たく言うと50m競争。さすが県内でも早い小学生。男子で6.91秒、女子で7.23秒ですかね。このレース上位男女各2名が、このあと、オリンピアンとの対決です。
ストリート陸上も1時間を経過しました。5月初旬ですがGWは例外も少なくやっぱり暑いですね。水分を十分に摂りながら次に入りましょう。これも目玉。金井選手の登場です。周囲からはハードルの高さにちょっと驚きの声が。こんなに近くで見ることはなかなかないんです。さらに、金井選手のデモが始まると、かっこいいという声が聞こえましたね。木村文子さんからは、自身も参考にするほどのかっこいいフォームという声をいただきました。2台、3台と越えていく姿に、もう1回見たい~との歓声。小学生の男の子が、興奮したって感じで、すっごく早い、とっても良かったと言ってくれました。
ここからの目玉商品は、先ほど走ってくれた小学6年生の男女各2vsオリンピアン!の50mエキシビジョンマッチ。はじめは、髙橋萌木子vs6年女子!ハンディキャップなし、大人げなしの真剣勝負です。子供たち2人は、すっごい選手なので一緒に走れることがとてもうれしいとのこと。でもってスタあトお~~。むむ、いい勝負。あー。てなことで、髙橋さん、私負けました???ん?という表情。タイムはほぼ同じのようでしたが、1位は小学生に。こんな体験はとても自信もなりますね。で私の感想は、髙橋さん、子供のモチベーションと自信を持たせるの上手くて最高ですね。です。
さて、次は男子、金井大旺vs6年男子!こちらも真剣勝負。よおいどん! あっ、スピード出ますね。あっという間に。金井選手6.66秒、続いて6.8秒、6.9秒という凄レース。男子2人はそれぞれ、新記録出てよかった~。自己ベストです。よかったよかった。表現は違うけど2人とも自身の最高が出てほんとによかった。金井選手からは、このスピード感を持ってこれからも自分を信じて取り組んでね。伸びていくよという言葉をいただきました。自信付きますよね。
時間も押し迫ってきました。先ほどの大レースの余韻がある中、ゲストアスリートの皆さんはステージに上がっていただきます。

 

木村さん:きょうはとても嬉しかった。陸上とトランポリンを今まで以上に知ってもらうことができました。
髙橋さん:熱気あふれるフェス。子供たちと触れ合えるのはとても良い。
金井さん:距離が近くてとてもいい。魅力を伝えられたと思います。
永田さん:外で行うことはない競技。たくさんの方に見てもらえて良かったです。
山本さん:楽しかった。来年も来てみたい。是非リベンジを。
菅 さん:たくさんの皆さんの前でできてとても楽しかったです。

 

このあと、会場に集まってくれた子供たちが、トランポリンと棒高跳び、走り方などを体験しました。棒高跳びは、なかなかできない種目。スタッフの方に手伝ってもらってふわ~っとの体験に大喜びですね。トランポリンも、どこでもできるものでもないので大人気の大行列です。まずは歩くことから教えてもらってあとは好き放題(なかなかできないむずかしさ)に動き回ります。小さな子供用も用意いただきました。
スポーツと触れ合って、スポーツを好きになってもらうのはとても大切なこと。なかなか接することのない競技、種目にちょっとでも触れると、興味が沸いて、将来すっごい選手になるかも。そういうきっかけ、チャンスは大事ですね。
参加してくれた小学生の皆さん、選手の皆さん、役員・スタッフの皆さん、そして多くの子供たちをはじめとする観客の皆様、どうもありがとうございました。
また来年も、良い天気のもとでお会いいたしましょう!